フィルム部門のショートリスト(一次選考通過作)が発表された。受賞の期待がかかる、日本からの出品作は以下の通り。
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中央酪農会議/企業/「キス」篇
(A&P:電通+電通テック) -
森永製菓/カレ・ド・ショコラ/「まばたき」篇
(A&P:電通+マザース) - 松下電器産業/オキシライド乾電池/「SPEED」篇
(A&P:博報堂+ハット) -
セコム/ホームセキュリティ/「BIG TRAP」篇
(A&P:シンガタ+電通+ギークピクチュアズ) -
セコム/ホームセキュリティ/「番犬」篇
(A&P:シンガタ+電通+ギークピクチュアズ) -
日立マクセル/マクセルDVD/「ずっとずっと。最後の日」篇
(A&P:アサツー ディ・ケイ+葵プロモーション) -
アルバイトタイムズ/DOMO! DOMO! NET/「発見」篇
(A&P:アサツー ディ・ケイ+SHOWCASE+モンスターフィルムス) -
キヤノン/インクジェット技術広告/IJ技術「プリントは、どっち?」篇
(A&P:博報堂+博報堂C&D+ホロンフィルム) -
プライム/企業/「駅」篇
(A&P:電通ヤングアンドルビカム+二番工房)
カンヌでは連日のスクリーニングや結果発表と並行して、世界の広告会社が主催するセミナーやイベントが多数行われている。
SAATCHI&SAATCHIによる「New Directors' Showcase」は、いま旬の若手ディレクターとその作品を紹介する人気セミナー。
上映の前に、「ディレクターたちは、いかに困難を乗り越えて最高の映像を生み出しているか」を比喩的に表現するパフォーマンスを上演するのだが、これが見応えがあった。

壁や紙吹雪、関係者からのクレームなど、いくつもの圧力をものともせず(一度は打たれて死ぬのだが)、光を目指して走り続ける一人の男。彼が最後に辿り着く場所とはーー
編集部 河尻亨一
今日もセミナーがたて続けにあった。その中でTBWA\Worldwideのチェアマン、Jean-Marie Dru氏のセミナーで紹介された、
同企業のLee Clow氏によるキーワードをご紹介しようと思う。
"Big ideas win, and good ads don't."
大きなアイデアこそが勝つのであって、いい広告ではだめ、という意味の英語だ。
アディダスのIMPOSSIBLE IS NOTHING(不可能なんてありえない)は、広告にはいってくる要素というものではなく、それこそビッグ・アイデアだと話した。
大きなアイデアだからこそ、アディダスのトップはこれを「企業としてのあり方、ミッション、チャレンジ」と表現する。
トップ、そして社内の求心力となり、また川下、つまり展開力という意味では、国やオケージョンによって様々な表現ができる、いわゆるブランドの魂ともいえるもの。
具体的には昨年プロモライオンでグランプリを取ったBONDED BY BLOOD (ニュージーランドのオールブラックス・ラグビーチームのメンバー全員の血をとって、
混ぜ、殺菌、印刷用インクに混ぜて、限定ポスターを制作した血の絆というキャンペーン)や日本の空中サッカー(渋谷のど真ん中で、宙づりになった人がサッカーをする特殊看板)、
あるいはドイツの空港に設置された、当時のナショナルチームのゴールキーパーの(オリバー・)カーン氏がボールをセーブする巨大ビルボードなど、
すべてIMPOSSIBLE IS NOTHINGの具体的展開である。このように、今回カンヌでのテーマでもある「ビッグアイデア」は単なるスローガン的な扱いの代物ではなく、
まさにブランドにとっての大きな方向性を明確に示すものである。
石井うさぎ(博報堂/制作ディレクター)
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